チョコレートをかじって乗りきる【憂鬱を吹き飛ばすダークカカオ】



ペットロスで波動がガタ落ちしている。超久々に、寂寥感がぴゅうぴゅう吹いて、低迷モードに逆戻りしてしまった。
解決できるのは時間しかない。


私の息子が通う高校の近くに大きな公園があって、車で彼を送ったあとに、たまにそこでウォーキングをするのだけど、数年前に愛犬を散歩させていた場所でもあるから、ふと思い出して、突然涙が込み上げてくることがいまだにある。

だから時間が解決してくれるとも言い切れないのだが、

そうした痛みや、苦しくなるような気持ちは、決してネガティブなものではない。エイブラハム風にいえば、インナービーングはその痛みには同調していない、ということだ。

分かっているけど、やっぱり恋しいし、悲しいし、辛い。

そして、それが自分の生き方への不安につながり、なんだか希望が見えなくなってきて、気弱になってきてしまう。ここで不安から行動を起こしてしまうのが一番良くないと分かっているのだけど、何かしでかしてしまいそうな自分がいる。今だって、非常に大きな決断をしようとしているのだけど、どうしたものか。

昨日は珍しく朝から大雨だし、予定を変更することができたので1日中喪に服すことができた。

今日になって、波動の高いエネルギッシュな場所に仕事関係で訪れたら、日本人中学生男子がウロウロしていた。ここに2週間留学して、今週末に帰るのだろう。とても素直で明るい子なので少し会話を楽しむと、別れ際に、帰りの飛行機の便名が分からないという。笑

いや、笑いごとではないけれど、笑ってしまった。なんでそんなにノンビリしてるのだろう。何時に空港に行けばいいのかも分からない、チェックインの仕方も分からない。乗り換えも分からない。

とりあえず親にラインして、詳細を確認してみれば?と言ったら、留学会社にまかせてあるから親はたぶん知らないし、自分でなんとかしろと言うに決まってると言う。じゃあ、乗り換えにエスコートサービスを使う場合、少なくとも成田に迎えに来てくれるのかと聞いたら、忙しくて来れないと言う。

びっくりした。

だってそこには1ミリも悲壮感や恨み言はなく、彼は困りながらも「なんとかなる!」感がすごく出ていたし、彼の親は私が考えられないスケールの大きさで子離れができていて、「あなたは大丈夫だから行ってらっしゃい!お母さんは忙しくてそれどころじゃないからね。2週間後にちゃんと帰宅しなさいよ」と言って送りだのだろう。

なんてたくましい。珍しいケースだが。。
(結局、問題は解決できた)

そんなふうに頑張っている子たちから、たくましいエネルギーをもらった。

寂しいときに、時間があったり自宅にこもっていたりすると、なかなかそこから抜け出すことができない。反対に何かと忙しいときは、悲しみに浸る暇すらない。あとから時間ができたときに、どっと襲われるのだろうけれど、会社勤めやパートの仕事などを嫌う人がいる中で、仕事場や仕事が心のよりどころにできる人たちは強いと思う。そうした人たちは、自由さが羨ましいかもしれないが、自由になった途端に失う物もあったりする。

私のクライアントの一人であるアメリカ人女性はもう3年ほど、毎月必ず私に会いにやって来る。

1度としてキャンセルしたことはない。2年前に乳がんを患ったときですら。キモセラピーはとても辛いと言っていた。髪の毛が全部抜けた。体重がごっそり減った。胸元に何か小さな器具みたいのを付けられているときもあった。

それでも仕事を休まず、毎月私に会いに来る。行きつけのヘアカットで、少しづつのびてゆく髪を揃えてもらい、月に2回ネイルに行く。自分の生活ルティーンを断固として変えない。とても地味で真面目で、プライベートの話はあんまりしない。だから、彼女が実際に乳房を切る大手術したということを私は知らなかった。

それを知ったのは先週会ったとき、ブラの話になったからだ。乳がんの患者は、特別なブラが必要となり、年に6枚自分にあったシリコン入りのブラが無料で支給されるそうだ。きちんとしたプロが測定してオーダーしてくれるのだが、新しいブラだからちょっとつけ心地がきつくて、という話になり、手術の話になった。

私はもうびっくり仰天してしまった。そこまでの大手術をして毎月私に会いにきてたなんて。仕事も基本的には続けて、ネイルにも行っていた?アメリカの病院は保険の関係で患者を長々と入院させず、それも理由なのかは分からないけれど、生活がほとんど乱れていない!

なんて強い人だろう、と心の底から感動した。そうしたものを築いていない自由度の高い私の方が、いざとなったら崩壊しやすいのかもしれない。

今さら感が強いけれど、今月発表されたロンドンカレッジ大学の発表によると、ダークチョコレートを食べると鬱な気分を軽減する効果があると証明された、と昨日のネットニュースで見た。(去年すでにアメリカの大学で発表されていたと思うのだけど。。。?)

48時間中にダークチョコを食べた人は、食べなかった人に比べて憂鬱な状態が70パーセントも低かった。

今朝は愛猫の遺灰を受け取りに行く。それを考えただけで涙腺が崩壊するが、息子が誕生日を迎え、お祝いの集まりもある素晴らしい日なので泣いてはいられない。

あんまり好きでもないダークチョコをかじりながらどうにか乗り切ろうと思う。



  

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