月曜日の美術館【六本木】新国立美術館


月曜日もオープンしている都内の美術館といえば、六本木の新国立美術館も素晴らしい。
私は今回、はじめて訪れた。ざあざあ降りの雨の中、同じく月曜日に開館の南青山の岡本太郎記念館に立ち寄った。そこからタクシーを拾い、都内のタクシーの便利さ丁寧さに感動しながらあっという間に到着。

ちなみに、千代田線乃木坂駅6出口からはバリアフリーで美術館へ入館でき、都営大江戸線六本木駅7出口からはエレベーターであがれる

私達はちっとも知らずに、帰りも乃木坂駅までタクシーに乗ってしまったが、すぐに拾えて運賃も410円。




建物の前に置かれれいるのが『ガラスの茶室』

雨だったし、写真のアングルが今いちだったので美しく撮れていないけれど、アメリカ Newsweek 誌による「世界が尊敬する日本人100人」にも選ばれ、東京2020オリンピック聖火リレートーチのデザインもされているという吉岡徳仁氏の話題の作品。

『光庵は、空間と時間の概念を超え、日本文化の根源を再考する作品です。光をガラスによって表現したこの茶室は、伝統的な掛軸や生け花はなく、降り注ぐ太陽の光により水面のような輝きを生み出し、クリスタルプリズムの彫刻から放たれる光は虹となり「光の花」が現れます。その光の建築は、物質の概念から解き放たれ、詩的な光景を浮かび上がらせます』(新国立美術館より)。

ということで、晴れた日に見るべき作品なのかも。


まずは傘の水気を取って、傘置き専用の場所に傘を置く。

建物の中は、建築家・黒川紀章氏による斬新なデザイン!

まずはこの建築をじっくり楽しみたいということで、写真向こうにあるカップみたいなコンクリートの上部分にある場所にお茶をしに行った。



窓際に座ると外の景色を楽しむこともできるし、反対側に座れば建築や階下の人間ウォッチングができる。

遠めに見ると金色に輝いて見える壁。
これほどまでに美しい建築を手掛けた黒川紀章氏とは、どういう方だったのだろう?と興味が湧いてきた。



メディア・モンスター:
誰が「黒川紀章」を殺したのか?


天才的自己宣伝と未来予測で昭和を駆け抜けた稀代のメディア・スター黒川紀章。その謎にみちた行動の真相に迫った初の評伝となる傑作ノンフィクション!

2007年春の東京都知事選と同年夏の参議院議員選挙に突然、出馬後に急逝した建築家・黒川紀章。生前、「饒舌過ぎる男」と言われるほどメディアに露出し、語り、数多くの本を出版したにもかかわらず、毀誉褒貶が激しかった黒川の人生には謎が多く、著者は、それらを解き明かすべく6年もの歳月をかけた。

未公表の事実や証言を元に、高度成長期をメディアの中で駆け抜けたスター建築家の人生とその周囲の人々が生き生きと感動的に描かれる一方で、時代に翻弄されながら生きる大衆の姿、メディア、巨大都市東京もまた不気味に浮かび上がる。
(アマゾンより)



中銀カプセルタワービル 銀座の白い箱舟
(NAKAGIN CAPSULE TOWER BUILDING)


「白い箱」を積み重ねたようなユニークな外観で知られる、黒川紀章・設計の銀座の集合住宅「中銀カプセルタワービル」。その美しい図版をふんだんに掲載するとともに、10㎡の「白い箱」の中で現在も生活している住人たちへの取材を行い、建築としての価値を再確認・再発信するビジュアル・ファンブック。建て替えの危機に瀕している名建築を救うべく住人たちが立ち上げた任意団体「中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト」が編著者を務め、印税の全額が中銀カプセルタワービルの保存と再生のために活用される。
(アマゾンより)





もうひとつのお目当てはこちら。(この絵画のみは写真撮影が可能)


日本・オーストリア外交樹立150周年記念
ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道
オフィシャルサイト

みどころが多くてとても良かった。
興味のある方、まだ行かれていない方は、ぜひ。


『19世紀末から20世紀初頭にかけて、ウィーンでは、絵画や建築、工芸、デザイン、ファッションなど、独自の装飾的で煌きらびやかな文化が開花しました。「世紀末芸術」と呼ばれるこの時代に、画家グスタフ・クリムト(1862-1918)やエゴン・シーレ(1890-1918)、建築家オットー・ヴァーグナー(1841-1918)、ヨーゼフ・ホフマン(1876-1958)、アドルフ・ロース(1870-1933)など各界を代表する芸術家たちが登場し、ウィーンの文化は黄金期を迎えます。
本展は、ウィーンの世紀末文化を「近代化モダニズムへの過程」という視点から紐解く新しい試みの展覧会です。18世紀の女帝マリア・テレジアの時代の啓蒙思想がビーダーマイアー時代に発展し、ウィーンのモダニズム文化の萌芽となって19世紀末の豪華絢爛な芸術運動へとつながっていった軌跡をたどる本展は、ウィーンの豊穣な文化を知る展覧会の決定版と言えます』

オフィシャルサイトより


地下のミュージアムショップが可愛いくて品数が豊富。
でも、もうスーツケースに入りきらないので何も買えず。


次回はこの上の部分のレストランに行ってみたい。
それと、下の部分に見えるミュージアムショップがとても可愛らしかった。


乗り巻きタオル!左にあるのはお箸ではなく、ペン。



窓が多くて東京を照らす太陽が差し込む美しい新国立美術館に、ぜひ一度は足を運んでみてください。


火曜日休館

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