飯能のムーミン谷へ行ってきた【2019年6月】



現在日本に遊びに来てるので、子供の頃に好きだったムーミンに会える、ムーミンバレーパークに行ってきた。





ムーミンバレーパーク
 https://metsa-hanno.com/moominvalleypark

 〒357-0001
埼玉県飯能市宮沢327-6 メッツァ


駐車場は事前予約をしてくれていたようで、出入りがとてもスムーズ。平日の朝に到着したせいか、道路も駐車場も空いていた。


2019年6月8日(土)〜7月15日(月)
期間中は、約1000本の傘を使ったアンブレラスカイをディスプレイ中!



こんな光景がお出迎えしてくれる!



ポルトガルの小さな街、アゲダで見ることができる「アンブレラスカイ」を真似て、marimekkoなど世界的なブランドでデザインも手がけるテキスタイルデザイナーの鈴木マサル氏が、空中に浮かぶ約1000本のアンブレラをプロデュース。



ムーミンパークをご案内


エントランスを通り抜けると、メッツァビレッジが目の前に。




ここでは地元の特産品や北欧雑貨を購入できる。
10時前だったのでまだどこの店も閉まり、辺りも閑散としていた。





スタバもあるが、すべて開店準備中で、がらんとしていた。
自然はさすがに北欧とは違うが、建物が北欧スタイルに徹底されていて素敵だった。




左手にはUimahuone(ウイマフオネ)
ムーミンパパの作った「水あび小屋」。泳ぐのが大好きなムーミン一家は、夏は水浴び小屋でのんびりしたり、時にはこの水浴び小屋からムーミン谷を遠く離れる冒険に出かける。冬のムーミン一家の冬眠中には、他の登場人物たちの住み家としても活用されている、四季を通して物語を象徴する場所の1つ。(公式サイトより)

水平線にのびているワイヤーはジップライン。宮沢湖を上から眺めながら往復で楽しむことができる。(1500円)
レベル的には初心者レベルのようでえ、70代の私の母親も挑戦して喜んでいた。私は高所恐怖症なので、こんなレベルですらできなくて残念。


ずんずん歩き続けて、ウエルカムゲートへ。




10時のオープニングまでここに列を作って並ぶ。
可愛いオブジェがあるので、写真を撮って遊びながら待つのも楽しい。



↑開園後は、カフェとお土産屋さんを通って園内へ。



朝の10時でこんなに閑散としていて不安になったが、すぐに人で賑わってきた。

左の赤いステージは「エンマテアッテリ」
小説『ムーミン谷の夏祭り』の舞台となったムーミン谷が洪水に見舞われたときに流れてきた「エンマの劇場」。
ムーミンとその仲間たちによるライブエンターテインメントが繰り広げられる。
1日3回(11:00/15:00/18:00)

キャラたちは園内を歩きまわっていて一緒に写真を撮ってくれる。暑い中をお疲れさまです!
 

上の写真の、右側にある青い塔は「ムーミタロ」

ムーミンパパが設計図を書いて自分で建てたムーミン屋敷。原作に忠実にインテリアを再現。地下室は貯蔵庫、1階はキッチンとダイニング、2階はリビングとムーミンパパ・ムーミンママの部屋、3階はムーミンの部屋とリトルミイの部屋とゲスト部屋にはスノークのおじょうさんの部屋、屋根裏にはムーミンパパが執筆を行う書斎がある。

ただし有料なので、建物外の自動販売機でチケットを購入しなければならず、時間帯によっては列ができていた。



そして上の写真の中央の大きな建物が「ムーミラークソ カウッパ」

小説『ムーミン谷の彗星』でムーミンたちが訪れた森の売店をモチーフに、森のなかをめぐりながら、買い物をする楽しさを演出。ショップ、カフェがあるが、3階の展示会が素晴らしくて楽しめた。ムーミンファンならとても幸せな気分になれるはず。


その他の情報はこちらへ
ムーミンバレーパーク公式HP
https://metsa-hanno.com/moominvalleypark/


楽しかったけど。。。個人的な感想


昭和版ムーミンのファンで、北欧に4年間住んでいた私としては、ちょっと辛口になってしまうが。。


昭和版ムーミンファンにはピンと来ない場所

入場者は昭和の世代も多いのに、昭和版ムーミンの面影は一切ない
たとえば、ムーミンのガールフレンドのノンノンがやって来て、一緒に写真を撮ってもらおうとみんながら群がると、『スノークのお嬢さんと声をかけてあげてください』とスタッフが言う。

え、誰ですか?

と思ったのだけど、原作ではそう呼ばれ、実際には名前がないうえに、平成版のムーミンではフローレンという名前なので、ノンノンという存在はここではなかったことになっていた。

このように、昭和版と、このパークのムーミンたちでは微妙な設定の違いがあり、『ねえムーミン、こっちむいて』の歌も一切流れない。昭和世代は思い出に浸ることもできず、ほんのちょっぴり違和感に包まれてしまう。




あとからネット検索すると、昭和版のムーミンは原作者からのクレームによりテレビ界から抹殺されていたと書かれていた。

真偽のほどは分からないが

昭和ラブ
原作者からクレーム?昭和の名作アニメに隠された謎

なんと原作者からのトーベ・ヤンソン側からのクレームは崩されず、結果「昭和ムーミン」の再放送や映像ソフトの販売などはできなくなったそうだ。

ただし、『トーベ・ヤンソンの世界観も全作に渡り一貫したものではなかったとみる専門家の意見もあるようです。』という記述があるのが面白い。

この敷地内にある「ムーミラークソ カウッパ」で、彼女の生涯を数分で描いたビデオを見たが、

質素な生活をしていた彼女が大都会に出て美術を学び、政治思想を主張し、ムーミンで大成功を収めて一躍有名になってから、すべてを捨てて電気も通らない孤島に引っ込み、その数年後に突然島を捨てて二度とそこに戻らなかった、とあった。

『トーベ・ヤンソンの世界観も全作に渡り一貫したものではない』という言葉通りの人生だったような気がしてしまう。
 
どちらにせよ、昭和版のムーミンと再会できる場所など、もう日本にはないということだ。

数分間のビデオを見ただけでは何とも言えないが、私は、結婚や古い観念にとらわれず自由に生きる彼女が、私が北欧で親しくしていた女性たちに通じるものがあるような気がして、とても興味を持ってしまった。いつか自伝や著作を読んでみたいと思う。


北欧語の表記が不親切

建物の名前がフィンランド語でカタカナ表記がないために、読むのも大変。子供と高齢者に優しくないのではないかと思った。

ちなみに原作者のトーベ・ヤンソンはフィンランド生まれたが母国語はスウェーデン語。ムーミンの舞台はフィンランドだが、ビデオの中で作者はスウェーデン語をしゃべっているし、展示されている原作本もスウェーデン語。


アトラクションのないテーマパーク

所詮はディズニーのような商業ベースの施設である。
ムーミン塔に入って中を見学するツアーに別途料金が必要なのか?とか、敷地の広さに比べて、ギフトショップがやたら多すぎる、とか、
幼児の子たちが楽めるシンプルなアトラクションがないけど大丈夫なのかな、と気になったし、とってつけたように建てられたような塔やテントも、もう少し工夫があっても良かったかなと思った。

ムーミンから離れてのんびりと過ごすこともできるし、ムーミンに浸ることもできる。遊びに行かれる方は、前もって何を期待できるのか、できないかを把握して下準備をした方がいいかもしれない。






ムーミンと著者の関連本


 
      

パークの良かった点


●トイレが至るとこにあり、きれいに掃除されている

●食事や販売物品のクオリティが良い

●ベンチがたくさんあって休憩できる

●自然がきれいで、その素朴さが美しい。
 
●スタッフの制服がオリジナルのIvana Helsinkで素敵

●ムーミンたちと写真を撮れるのが楽しい



こじんまりとした宮沢湖の湖水がとても美しくて癒された。カヌーで遊ぶこともできる(有料)ただ、湖畔はぐるりと一周できず、行き止まりから引き返すことになる。


お土産や食事は満足度100%

お土産のデザイン性やクオリティは高くて、全部欲しくなってしまう。
北欧雑貨の店にしてもそうだ。日本はこうした物が完璧に近いほど素晴らしい数少ない国のひとつだと思う。見ているだけでワクワクする。





ショッピング目当ての人なら楽しめるけれど、そうでない人は目移り注意!そもそも、東京近郊に住んでいる人なら、ムーミングッズは少なくとも今の時期、お洒落な雑貨屋で買うことができるし。


北欧チックなカフェで美味しいパンケーキは是非!





結局、本当にムーミンが大好きな人は。。


昭和だの平成だのにかかわらず、本当にムーミンが好きな人は、本場フィンランドのムーミンランドに行ってみてはどうだろう??

私は行ったことがないが、写真で見るとアトラクションがそっくりだ。
だったら本場の方が良かったりして。(毎年夏限定)




HISフィンランドまでムーミンに会いに行く旅の手配


とはいえ、百聞は一見に如かずなので、気になる方は、ぜひ飯能のバレーパークにも遊びに行ってみてください♥

尚、このページの写真はすべて私がIphoneで撮ったものですが、もしも使用されたい方がいらっしゃいましたが、ご自由にどうぞ。



追記”
そういえば、5年くらい前に行ったスカイツリーのムーミンカフェで出てきた超可愛らしいムーミン・カプチーノ。
ムーミンバレーパークでは見なかった気がする。






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