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里帰りして思ったこと



東京から戻ってきた。
楽しい里帰りだったなぁ~とホクホクした気分に包まれている。

愛情と笑いに満ちた、とても幸せな毎日だった。色々な意味で、ずいぶんとたくさんの物を受け取ってしまった。愛されていることを実感する。国境を越えても、自分の中の愛はボーダレスだと感じた。心の枠を外しておくと、大切な人との関係が、もっと深まってくる。自分のスペースは、自然と保つことができるようになる。

この反対が、心に壁を張り巡らせること、ということで、他の誰でもない、自分の思考がそうさせてしまうのだが、流れこむ愛も富もセレンディピティですらも、受け入れることができなくなる。


東京では、眠らない街を堪能した。

久しぶりに再会した親友が、私を眠らせてくれなかった。
2晩続けて恵比寿や六本木をぶらぶらしていた。

足を踏み入れた可愛いバーで、隣の人と盛り上がったり、真夜中過ぎてからパスタを食べに行ったり、明け方近くに重々しいカウンター席に座り抹茶とケーキを楽しんだりした。

そんな時間にも、狭い通りに人がいる。始発を待って駅の近くでふらふらしている人たちもいる。なぜか、キューバのオールドハバナの細い路地で、真夜中を過ぎても建物の外で雑談している人たちの光景がよみがえった。

3年前に、当時つきあっていた彼と2人で日本に行ったことがある。ハワイ旅行のついでに、私が親に会えるように東京まで連れて行ってくれたのだ。

秘書がチケットを手配するから、滞在したい場所を教えてくれと言われ、東京のど真ん中を指定した。滞在先のホテルは素晴らしかったし、交通の便もよかったし、日中の行動も楽しかった。

しかも彼の秘書が時差を考えずに予約を入れたため、1週間日本に滞在できるのかと思ったら、実際には4泊くらいしかできなかったというオチだった。私もうっかりして全然気づかなかった。

消化不良な旅を終えてアメリカに帰宅した。

自宅に戻り、そのちょっと作っていたビジョンボードに目をやると、『ロマンティックな4泊5日東京の旅』と書かれたアメリカの旅行雑誌の広告が貼り付けてあった。

子供を長く留守番させられないから、短期で彼と日本に行けたら楽しいだろうなぁ、なんて考えながら、あまり深く考えることもなく、切り抜いておいたことを思い出した。

4泊5日という日本の旅は、私自身が願って叶えた旅だった。

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