初恋の執着は一生続く?【アメリカのいろんな記事から】


友達とランチをしながら、先日書いた、昔の彼との再会の話になった

過去記事:愛に年齢や時間など関係ない


27年間という気の遠くなるような空白の時間を経てから再会した彼は、当時も『恋人』という存在ではなかったし、同じ国に住んだことすらない。だから、彼の心の片隅に私が存在し続けているという事実は、他人から見たら奇異に感じられるものかもしれず、そのピュアさは伝わらないだろうなぁ。。。と説明するのが面倒になってしまった。

でも、友達は、私の気持ちをくみ取ると、それは珍しいことでもないのだと言ってくれた。

『多少状況は違ってても、少なくともアメリカでは、離婚したり、結婚相手と死別したときとかに、ハイスクール・スイートハート(高校でつきあっていた初恋の相手)と再会して、再婚するケースって、死ぬほど珍しい話でもないよ。しかも、ものすごく幸せになるパターンなんだよね。』

確かに、ハリウッド映画でもそんなストーリーはいくつもあった。

今はSNS世代だし、独身だったり、若かったり、ずっと地元に住んでいたりしたら、再会なんて全然珍しくない話だろう。でも、結婚して子供がいて、何十年も空白の時間があるとなると話は別だ。

個人的には、なかなか聞いたことがないなぁ。。。

と思いめぐらせてみたら。。。。。。いた!(いつものごとく)


初恋の相手と再会、そして結婚



40代らしきそのご夫婦とは、数年前の家族パーティで出会った。

子供が4人もいて、私の子供と年齢も同じ。両親はラブラブだし子供達も仲が良いので、素敵なご家族ですね、と声をかけると、彼らはちょっと笑って、だって遠距離結婚だからね~。と言い、こんな話をしてくれた。

その昔、彼らはNC州で同じ高校に通っているハイスクールスイートハーツだった。学年は違うが、お互いに初恋で、相手のことがとても好きだった。

ところが、突然の親の離婚により、彼女は母親とフロリダ州に引っ越してしまい、引き裂かれる形で、恋愛終了。手紙のやり取りはしたものの、ネットもないし、すぐに音信不通になってしまう。

二人はそれぞれの道を進んだ。どちらも同じような時期に結婚して二人の子供を育てながら、仕事を忙しくこなす毎日。

結婚15年目くらいに、これまたどちらも離婚してしまうが、その間、同窓会にもいかずネットで連絡を取ることもなかったために、互いの状況は全然知らないままだった。

数年ほど前に、彼が出張でこの街に来た。そういえば、初恋の相手が引っ越していったのはこの街だったはず。。。。そう思うなり、強烈に彼女を探したくなって電話番号を調べ、懐かしい名前を見つけて電話をしてみた。

彼女の電話番号は旧姓で登録されていたために、二人は無事に電話で繋がり、すぐに再会。互いがすでに離婚していたことを知ってびっくりして、そこからメラメラと忘れ去っていた恋心が燃え上がり、スピード結婚に至ったそうだ。子供達も年齢が近いことから、まったく問題なかったという。

ただ、彼にも彼女にも、それぞれ築いてきた人生がある。

どちらも共同親権を持ち週の半分は子供達と暮らしているので、自分の都合で引っ越す場合には、事実上、親権を放棄することになってしまう。

過去記事:単独親権は日本だけ


彼女も彼も、愛する子供と離れて暮らすことは無理。子供を置いて行くのは嫌だけど連れて引っ越すことも法的にできないし、子供達だって転校したくない。

ということで、遠距離結婚をするしか道はない。子供達は中学生で、地元の高校進学を希望していたから、少なくとも5,6年はそうしたライフスタイルが続く、と言っていた。

それを聞いたとき、私には無理だ!と驚いたものだけど、彼らだったらきっと大丈夫なんだと思う。以来、会う機会はないけれど、とても幸せに暮らしていることと信じている。



【報道】初恋の相手と44年後に復縁婚



ちょっと調べてみたら、つい3週間前にこんなストーリーが全米ニュースで紹介されていた。

テリーとダウニーは互いに高校時代の初恋の相手。
1971年のことである。テリーは14歳、ダウニーは16歳だった。2人は純真な恋を育んでいたが、大学進学を機に別々の道を進むことになった。

その後、どちらも別々の相手と結婚するが、2009年にダウニーは妻を癌で亡くし、テリーの方は辛い離婚が始まっていた。

ダウニーは悲しみに打ちのめされたが、新たにデートをする気にもなれず、1人で生きていくことを覚悟していた。テリーの方は、離婚後に一度だけブラインドデートをしてみたものの、ぜんぜんうまくいかなかった。

2人は互いに連絡を取るということはしていなかったので、長い空白の時間ができていた。

あるとき、テリーのリンクトインのページに、ダウニーのプロファイルがひょっこり現れた。その翌月、ダウニーは、自分のページの彼女の閲覧履歴を見つけて驚き、すぐにメッセージを送ったという。

ダウニーが、フロリダにいるテリーに会いにやって来た。2人とも60代になっていたが、失われた時間は鮮やかによみがえった。
しばらくの遠距離恋愛を経て、初恋から実に44年という月日を経て、再婚という形で結ばれることになった。

4年経った今でも、信じられないほど幸せだそうだ。


credit: today news



こんなコメントがついていたよ

「僕の父親にも同じことが起きた。僕の両親は20年間の結婚生活を経て離婚。再婚相手の女性は、旦那さんと死別だった。二人は高校生のときにつきあっていたんだ。」



こんなニュースも!


2カ月前の記事より

デイ―は16歳の頃に、初恋相手のダグに出会った。2人は激しい恋に落ちたが、母親はそんなディーを心配して2人が親密になるのを止めた。

ディーはその後カレッジを出て22歳で別の男性と結婚。2人の娘を出産した。結婚相手は軍人のため、家族で各地を転々としていた。
ダグは地元に残り、20歳のときに結婚した。

ディーは2005年に離婚して、母の世話をするためにずっと離れていた地元に戻った。ダグが住んでいることは知っていたが探すことはせず、年老いた母を助けながら新生活を築いていた。

大学に戻った。長女もそこで仕事を得た。すると、驚くことに、長女の上司が、自分のかつての初恋の相手のダグだったのだ!
ダグも大学で働いていた。そして、離婚調停が終わろうとしている時期だった。

2人は友達づきあいを始める。ディーは結婚に希望を見出すことができないでいたが、3年後に母親が亡くなると、ダグは力仕事などでディーの手助けをしはじめた。そしてディーの娘に、自分がまだディーを愛して再婚したいことを告げた。


2012年に二人は幸せいっぱいの再婚した。

credit: nexttribe


もうひとつ。

1961年にバーバラとカーティスは同じ高校に通っていた。互いに初恋相手で、ハイスクールスイートハーツの仲だった。

卒業後、カーティスはフロリダのカレッジに進学。
バーバラは母親が亡くなったため、5人の弟たちの面倒を見るために地元にとどまった。その後、別の州に移ったために二人は音信不通になる。別れたくて別れたわけではなかったために、愛が消えることはなかった。

それから57年後。2人はそれぞれを探したものの、見つからない。ところが、互いがClassmates.comに登録したために、バーバラが彼を見つけることに成功。

めでたく再会したときは70代になっていたが、再会して6か月後にはもう再婚していた。カーディスはプロポーズの言葉を最後までいう必要がなかった。



credit:inside edition


じーん。。
ちょっと感動


初恋の相手は心に残り、その執着は消えないのかもしれない。
初恋でなくたって、自分の心のありかた次第では、本当に好きになった人のことを、何十年も会わずにして、愛し続けることができるのかもしれない。

しかも愛は少しづつ形を変えて、男女愛から人間愛に変わってゆくものだから、再会したときには相手のすべてを受け入れることができるのだろう。

ただ、基本的には、離婚や死別で一人ぼっちになったときに出会いがなくて寂しい思いをしたり、出会いすらもなかったりしてパートナー探しを諦めてしまってる人の方が、成就しやすいのかなと思う。

過去を葬り、前を向いて生きるタイプの人の場合は、どんなに「愛」が残っていても、前者タイプより燃えあがりづらいのかな、とも思ってしまう。


生涯愛し続ける初恋の相手


アメリカの高齢者には、高校時代のスイートハートと結婚して、生涯ずっと愛し合うおしどり夫婦がたくさんいる。私の義理の両親もそうだし、知り合いのご夫婦にも多いが、彼らもすでにどんどん高齢化していって、悲しいニュースばかり耳にするようになってきた。

以前書いた90代のオシドリ夫婦の近況を、昨日、たまたま聞かされた。

過去記事:90代のオシドリ夫婦ー認知症の回復


相変わらず高齢者専用の施設で別々の部屋に住み、おじいさんがおばあさんの世話をしている。おばさんに介護は必要ないが、おじいさんは髪の毛を梳いてあげたり、洋服を選んだり、あれこれ世話を焼くのが好きなのだ。

しかし、昨日、おじいさんがいつものようにおばあさんの部屋に入ると、おばあさんは彼の顔をじっと見てこう言った。

「あなた、誰?」

ショックを受けたおじいさんは、打ちひしがれて自分の部屋に戻り半日ほど寝込むと、彼らしくもなく転倒して腰の骨にひびが入ってしまったそうだ。

可哀想すぎる!!!!

90代とはいえ活動的で、愛する妻の世話をするのが大好きで、施設内に友達がいっぱいいて、明るかったおじいさんが、入院することになってしまった。

早く回復できますように。そしておばあさんの記憶が戻りますように!

生涯ずっと愛した、たった一人の女性が、目の前にいる自分を忘れてしまうという苦しみは想像に絶する。しかも、昨日までは普通の夫婦だったのに。どうしてこんな悲しいことが起きなければならないのだろう。


【数字で検証】復縁について調べた結果


1993年にカリシュ博士が復縁についてリサーチした結果が出ている。復縁したあらゆる年代の男女に、いろいろな手段で質問に答えてもらった結果、

復縁したカップルの実に3分の2が、17歳以下の初恋の相手だった。
復縁の成功率は78%。そのうちの72%が、復縁後も関係を続けているという結果が出ていた。

そして現在の復縁状況


しかし、時代は変わりつつある。

彼女は最近、もう一度新たなリサーチを試みた。
今回は、フェイスブックやクラスメート・ドットコムなどのオンラインで相手と繋がった人たちが対象となる。

そのうちの62%は既婚者であり、離婚するのかしないのかはっきり分からないままに「とりあえず再会してみる」という手段を取っていた。

ほとんどの人たちは、将来的なことを決めるまでこっそり会い続ければいいという安易な気持ちで行動するが、結局は自分の家族(結婚相手や子供達)にバレて、ひと悶着起こしてしまうというデータが出ている。

彼女のリサーチ結果では、再会から結婚につながったカップルはたったの5%で、その他は「不倫関係」に陥ってしまい、どちらかが結婚したくても相手が離婚を決断せず、再会から数年後には別れてしまうケースが多かった。

初恋の相手との再会は、急スピードで燃え上がる可能性が高いので、(既婚者は)気をつけた方がいい、と彼女は言っている。




それは、セックスの問題ではない。結婚生活の憂いでもないし、ミッドライフクライシスが原因でもない。 あんなに好きだったけれど、引っ越しやら進学やら親の反対で別れざるをえなかった十代のときの初恋の相手が現れたとき、妨害されて一時停止になったままの感情が蘇ってしまうから。 




また、ワウド博士によると、人間は、十代のときの初恋の相手には、赤ちゃんの母親に対するような、一生続くほどの強い愛着を持ってしまうということだった。

再婚の失敗率は75%とだと上のサイトには書かれていた。確かに私も離婚プロセスとして受講しなければならなかった「親のクラス」でそう習った気がする。

いくら今の結婚や恋愛がうまくいっていなくても、復縁(とくに初恋相手)に将来を賭けるのは、考えているほど甘くはないという警告も書かれていたが、サイトについていた、復縁に関するたくさんのコメントが興味深かったので、後日紹介してみたいと思う。

ソース元:emotional affairs

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