台湾がクルーザー王国だなんて、知らなかった


職場にいるアメリカ人女性が、今週末からボーイフレンドと台湾に行く。それを聞いて、自分のことのようにワクワクしてしまった!

彼女のボーイフレンドは、FLのパームビーチに住む大富豪の専属ヨットキャプテンをしている。彼らが数週間のバハマやカリブ島周遊に出かけるときには、その豪華ヨットを操縦する。彼女もアテンダントとして同行し、掃除や料理などを手伝う。

その他、2,3人のスタッフが同行する。もちろん、ヨットには、各部屋、バス、トイレ、洗濯機、大きなオーブンも冷蔵庫もあるキッチン、リビング、ダイニング、ジャグジーなどすべてがついている。

今回は、はるばる台湾まで、新しいヨットの買い付けに同行するようだ。もちろん、飛行機もホテル代金も大富豪がすべて出す。購入後、ヨットはコンテナに積まれて、フロリダまで船便で送られてくる。すご~い。

ヨットは全長およそ30メートルで、価格にして、およそ(日本円で)12億円。

私は、それを台湾で買うという発想に、ひどく驚いてしいまった。


数年前に2人の知人が、時期を同じくして、「夢のヨット」の動画を見せてくれていたことがある。スマホに保存した動画を眺めては「欲しいよ~」とつぶやいていた。不思議なことに、どちらも、「1年後には買えるかもしれない」と、自分に言い聞かせるようにしていた。

彼らの夢が現実化したのかどうか分からないが、夢みるヨットはどちらもフランスのカタマランで、フランスからの輸入法まで調べていた。1億円相当だったと思う。



こちらのマリーナでも、ときどき見かける、みんなの憧れ、カタマラン。

。。ということで、気になってググってみると、なんと、台湾のヨットは世界的に定評があるということが判明した。

LVMHのチーフや、ドイツのレーシングドライバーであるRalf Schumacher、そしてSwarovskiのオーナーおよび、パラオ政府まで、台湾で高級ヨットを購入したという。(ソース



80フィート以上の超大型豪華クルーザーの受注高で台湾は世界第4位、アジアでトップである。

かねてより「クルーザー王国」と称えられる台湾は、1970年代に10年にわたる産業衰退期を経験し、2008年にはリーマンショックにも見舞われたが、クルーザー・メーカーは歯を食いしばって苦しい時期を乗り越えてきた。経営体質を改善しながら転換を試み、ハイテクと精度の高い工芸を追求してきた。

そして顧客のニーズに合わせてカスタムメイドの大型豪華クルーザーを建造し、再び世界市場の上位に返り咲き、台湾のボート産業に新たな航路を開いたのである。

台湾パノラマより


ちなみに、カルロス・ゴーン所有の豪華ヨットはおよそ16億円で、こんな感じだと言う。(ソース元 れこめんど






フロリダのマリーナには、実にさまざまなヨットが停泊している。海外からこれくらいの規模のヨットでやって来て、冬の間はそこに住んで暮らしている個人所有者たちも珍しくはない。フィッシングボートを所有していても常在していない人たちは、専門の倉庫に保管している。また、もっと小さいボートであれば、HOAがないような場所では庭やガレージに置いてしまってる人たちもいる。

ところで、こんな言葉がある。
 “The two happiest days in a boat owner's life: the day you buy the boat, and the day you sell the boat.”
ボート所有者にとって、最も幸せな日。それは、ボートを購入した日と、そのボートを売りに出した日だ

これって、ある意味本当だなぁと、聞くたびに笑ってしまう。とにかく、メンテが大変なのだ。

私などは乗せてもらうだけだから気楽だが、特に高級ヨットを所有していると、掃除、部品チェック、エンジンチェック、等々と、やることが多すぎる。ボート磨きだのなんだのと、人を雇わなければならない。

ボート遊びを楽しんだあとは、現実的に言うと、ベッドのシーツやシャワーで使うタオルを変えたり、ゴミ出し、掃除、などという家事みたいなことが待っていて、本当に好きじゃないと続かないなぁと私などは手伝いながら思うのだ。

なにより、40フィート以上の船は、一人じゃ運転できなかったりする。(だから、たいてい、ミニボートやジェットスキーを積んでいたりもするが)動いてないボートに泊まって後片付けしてるときの気分は、あんまり楽しくない(笑)

だから、よっぽどボート/ヨットを愛していない所有者は、お金と時間ばかり奪われるボートのメンテに嫌気が差して、「もうヤダ~!」と言って手放したときに、極上の解放感に包まれるのではないだろうか。

大富豪クラスともなると、そうしたことは100%、スタッフがやってくれるのだから、レベルが違う!




追記:
先月、この街の海辺に漂っていた巨大プライベートボート。
一瞬、新しい水上レストランが限定期間で登場したのかと思って、わざわざ車を止めてチェックしに行ってしまった。デッキ―にラウンジやらテーブルが並んでいるので、傍から見るとBARにしか見えない。重々しくて、ミリタリー系のようだが、有名なカントリー歌手が所有するプライベートボートだった。スタッフがまめまめしく掃除してた。






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