キューバのハバナで出会う犬たち


サハラ砂漠マラソンは無事に終わった。
人々をすっかり魅了した犬のカクタスも、人間たちと一緒に100キロを超える過酷なコースを完走した。飼い主がゴール地点まで迎えに来た。

サハラ砂漠を走る犬

もしも私があの場所にいて彼らと一緒に移動していたら、カクタスを心のよりどころの一つにしてしまうことは確実だ。
旅先で出会う犬って、どうしてこちらの心をぎゅっと掴んでしまうのだろう。



ハバナで出会った野良犬たちが、忘れられない。
特にこの子は私達がカフェでコーヒーを飲んでいる間、ずっとそばから離れなかった。
媚を売ってるわけでもなく、ただ、ひたすらに、無防備だった。
そのあと、しばらく路地をついてきたので、私の心はすっかりメロメロになり、ちょっとした執着心が芽生えてしまったほど。

でも、それは一方通行の感情でしかない。
しばらくこの犬のことが頭から離れなかったのは私の方だけ。私達が視界から消えるやいなや、この犬は私のことなどすっかり忘れ、違う人間のもとに行く。



ハバナの中心街では地域で保護されている犬はIDカードをぶら下げている。
だが、私達はまったくもって見かけなかった。




この子はちっとも動かないので、最初は置物かと思ってしまった。



IDには、写真とニックネーム、住所、電話番号、予防注射や去勢データ、そしてワンコの性格が書かれている。「撫でて」「構わないで」等とあるらしい。




フテ寝でしょうか。


国営の美術館や銀行が住所になっている犬もいる。
国が所有する一つの公衆トイレの管理人が世話を任されているケースもある。
犬のIDに書かれた住所は公衆トイレ。(ソース



Buena Vista Social Clubの入り口にて。
チケットを買うために昼間に立ち寄ったら、間違って踏んじゃいそうな場所で気持ちよくお昼寝中。君は番犬?



ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ

ちなみにナイトクラブのライブはすごく良かった!
アマゾンUnlimitedのストリーミングで聴ける!
mp3やCDも充実。お薦めキューバミュージック











ついぞIDカードつきのワンコを見ることはなかった。
IDカードのない野良犬たちは、捕まって処分されてしまう可能性もあるという。

ちょうど1週間前にハバナでは、動物虐待の廃止を求めるデモ行進があったばかりだ。実際にはデモというより短い行進であったようだが、共産党政権の許可を得たということで話題になった。

ハバナの犬たちはまったりして幸せ、と書かれているのをよく目にするが、実際には動物保護の法律がほとんどないに等しい。

キューバでの動物虐待に関する記事が見つけられず事情は分からないが、まったりとした光景とはうらはらに、旅行者には分からない諸事情も存在するに違いない。

動物好きな人たちが立ち上がって国民や政府の意識改革を推し進めてゆくのは素晴らしいことだと思う。

ソース
https://abcnews.go.com/International/wireStory/cuba-march-animal-activists-62229749
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