自己肯定感を高めた子供に育てる


先日、プロムがあった。

高校生の上級生たちの大イベントである。

女子は男子の誘いを待ち、美しいドレスや靴でお洒落する。男子もタキシードやスーツを着て、自分で運転する車かリモで女子を迎えに行く。女子の両親が興奮してカップルの写真を撮り、2人は仲良くパーティ会場へ。。。

そんな典型的なシーンを、ハリウッド映画で何度見たことか。男子からの誘いがサプライズで面白いときにはジョーク動画とかで拡散されてる。


息子は、そんな大イベントに、デートの相手なしで行った(笑)。

私としては、その話が出たときに、そんなことができるの????と仰天した。一人で行くなんて、会場に行って気まずかったりしない?85ドルのチケットを払うからには、たとえ楽しくなかったとしても、すぐに帰宅して欲しくもないんですけど~。

大丈夫だよ、と彼は言った。僕だって相手が欲しくないわけじゃない。3人くらいに声かけたけど、みんなもう相手がいたんだから仕方ないじゃん。

プロムに同行するカップルは、別に本当の恋人たちでなくてもいい。他の高校や大学から探して来てもいいし、よく知らない人、喋ったことのない即席カップルでもOKなのだ。だったら、特に好きでもなかったり、よく知らない相手と行って気を遣うより、一人で行って友達と落ち合う方が楽しそうだもん、と彼は言った。

それをママ友たちに言うと、すごいね、と驚かれた。勇気もあるけど、きっと自信があるんだね。一人で行って堂々としていられるなんて。

今は時代が違うんだよ、と息子は私に教えてくれた。本当に行きたければ、みんな一人で参加するんだよ。ちっとも恥ずかしいことなんかじゃない。

それに、車だリモだって言ってるけど、ウーバーで来るカップルだって結構いるんだよ。Uber Black(高級車専用ウーバー)だってあるし。時代は進化してるんだ!


プロムドレスの女の子達 Dashより


パーティの直前に友達カップルたちと待ち合わせて、私のパワースポットで記念写真を撮ったようだ。人気ウェディングスポットでもある。その写真を見て、その素敵さに感動してしまった。

プロム会場に設けられたカップル撮影のブースでは、同じく一人で参加したという同学年の美女と仲良くツーショット写真を撮っていた。もちろん互いに一人ぼっちというわけではなくて友達はいるわけだが、2人とも堂々として、とてもカッコいい写真になっている。

ディナーの席には先生もいた。会場は、海辺のホテルのバンケットルーム。みんなでフォーマルな食事をする。ナイフとフォークの使い方がひどい子たちもいる中で、息子はしっかりとマナーができている。

アメリカ式が嫌いな私は、ヨーロピアン式を彼に躾けた。それを先生に褒められたそうだ。アメリカの先生は、そんなふうに、子供の良いところを見つけては、どんどん褒めちぎってくれる。ありがたいことである。

そんなこともあり、デート相手はいなくとも、そこそこに堂々としていたのだろう。

うちの子も一人でプロムに行ったよー、という人が周囲にいないので、こっそりRedditの掲示板を見てみたら、ひとりで行くんだけど変?いや、大丈夫、楽しかったよー!みたいなスレッドが大量にあった。

やはり時代は変わっているのかもしれない。私はアメリカで学生をしていなかったので昔のことはわからないが。

。。でもやっぱり、来年はデート相手と行けるといいけど!


息子は決して自信家ではないし、いつでも堂々としているわけでもない。小さいころから、日本でもアメリカでも日米ハーフとして少数派に属し、他人と違うことを意識せざるを得なかった。


でも、自分は、自分のままでいい。小さなころから、そうしたマインドができあがっていたような気がする。他人と違って当たり前で、同じになる必要はない。何かに属する必要もない。自分のままでいると、孤独になる瞬間があっても、必ず新しい出会いが引き寄せられてくる。そうしたことを体験して、今に繋がっていることは確かだ。

自分を認めるということは、過去に起こしたことの後悔などを含めても、決して簡単なことではない。

大人になったって葛藤はつきまとう。

だけど、そこに突き当たるたびに、気づきや学びを得ることができる。

ここでずっとつまづいていると、創造のエネルギーも滞ってしまう。抵抗感に邪魔されて、願いは現実化されることもない。つまり、受け取りモードになることができない。

自己肯定感を高めるということは、自分軸で生きること。自分の心の声に従うこと。でも、他人に迷惑をかけるような自己中心になることではない。(エイブラハムはWSではワガママになれと言っているが、そこを間違えないように。)


*同じアプローチで説明している児童心理学や育児本などもあると思いますが、私が学んだのはエイブラハムから。興味がある方は別サイトもご覧ください。

子供にやる気を起こすコツ

現代っ子との接し方














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