私が専門職のパ―トを辞めないわけ



仕事のワークショップが隣町であったので、仕事仲間の一部とマネージャーと私の合計6人で車に乗り込んで早朝から目的地に向かった。みんな年下の女の子達できゃぴきゃぴしてる。


私はこの仕事が大好き。
週に3日しか働いていないのでキャリアとは呼べないかもしれないけれど、職場は私をとても大切にしてくれるし、私の願いを聞き入れてくれる。人間関係のトラブルもない。

愚痴を言いたくなることは、たまーーーにあるけど、別に深刻ではないし、感謝することの方が断然多い。色々な年齢の人たちが働いているけど、年齢差を感じない。普段会わないような人たちに会うことができる。なにより、自分のためになることを学べる。

この仕事がどれだけ好きかと言われたら、「経営不振なのでこれまでの半分以下しか払えません」と言われても、当分の間、やり続けると思う。それでも生活できる見込みがあるから、というのが前提ではあるけれど。

職場は自宅のすぐそばにあり、年下のマネージャーの女性は親日家。ハネムーンやら旅行やらで毎年日本に遊びに行ってるくらいだから、私の里帰りを喜んでくれて、日本へはもちろん旅行のときには、いつでも好きなだけ休みをくれる。この仕事を始めて2週間後にはもう日本とハワイ旅行のために2週間の休みを頂いてたということもあった。

そしてなにより、今回のように年に数回ワークショップがあって、色々と学ばせてくれる上に、当たり前だが、そうした時間にも手当がつく。

自分が願う条件を色々と満たしていた場所を、すんなりと引き寄せた、ということになる。そんな場所などあるわけがないと思っていたから、きっと叶うという確信はしていなかった。

私が働いているのは、大企業である。
だから、私達がこうやってワークショップで学ぶ頃には、その内容は、幹部の人たちにとってはすでに過去の話でしかない。全米規模のビジネスのスピード感は半端ではない。次々に新しいことが起きてくる。現状維持なんてありえない。しかも独走ではなく、いつだって共創だ。他の大企業とパートナーシップを組んだかと思えば、見切りをつけて前進してゆく。だから次々に学ぶことが出てきて飽きないのだ。

従業員にしてもそうだと思う。従業員あっての会社だけど、いくら仕事ができる人だって去る者は追わない。そして、来るものに関しては寛大だ。アメリカでは、差別にものすごく敏感なために採用する側も大変だ。多分面接も日本とはかなり違うと思う。聞きたいことも聞けなかったり、断る理由にも慎重になる。

マネージャー女は、「なんか仕事ができなさそう。。。」と判断してしまいがちな印象の人にもチャンスを与える。そしてどんどん仕事を任せて、その人はぐんぐん力を伸ばして仕事がデキる人になったりする。つまり、やる気がある人を育てるのが上手な場所なのだろう。年齢も経験年数も関係ない。先輩後輩もない。新人を見下していると、いきなり立場が逆になったりすることもある。やる気があってデキる人がのしあがるのだ。でも、みんな和気あいあいとしてる。私にはそれが合っているし、本当に学ぶことが多い。

企業を動かしている幹部の人たちは、巨大な船に乗って舵を取り、大きな波を作っている。今の私は、その波が行きつく浅瀬でみんなと遊んでいる状態なのかもしれない。しょせんは企業で働く奴隷的な存在だし、いやいや、遊んでないで働け!と言われてしまいそうだけど、私にとっては遊び場に感じられて、楽しめば楽しむほど成果がでてしまう。
とにかく、色々な出会いや、自分のためになる学び、体験ができていることに心から感謝している。





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