高校生のやる気を引き出すーまずは親が変わる


モチベーションスピーカーのことを書いたけれど、我が家にはそんな存在を必要とせずにやる気を保っている人がいる。それは他でもない16歳の私の息子。

生まれたときからこの瞬間まで、彼には色々と教えられてきた。私は学び、成長し、無償の愛を知ることができた。本当に感謝すべき存在である。


そんな彼が先週の土曜日に、高校のビジネスクラブ集まりがあるから会場に送って欲しいと言ってきた。

一緒にスタバに寄ってから車で会場となる高校まで送った。手ぶらなので、紙とペンくらい持っていかないの?と聞いても、スマホと小銭があれば事足りるという。

駐車場にはビジネススーツを来た各高校のクラブメンバーたちが親の車あるいは自分の車から降りて校舎に向かっていた。それを見て、ああ、息子は自分の居場所を見つけたんだなぁと嬉しく思った。親に押されたり友達に誘われたり、学校の先生に薦められたり、
クラブの先生に頼まれたわけではなく、好きなことをしていたら、ここにたどり着いていた。

数時間後に携帯に連絡が来て、優勝したよーと言ってきた。ビジネス部門のスピーチで地区予選1位になり、再来月には州予選に出ることになったのだ。

あまりにさらりと言うものだから、私の方が仰天した。

え!そんなすごいことだったの?だって全然緊張してなかったじゃない。でも、素晴らしい。おめでとう!!!

その後すぐに、近くの大学の経済部から高校生のための3か月間の特別コースに無料招待のメールが届いた。

息子が決断したとたん、エネルギーが動き出した。色々と楽しく道が開けて感謝すべきことが起きている。そんな1月を過ごしている。

私は親としてサポートをしたり導きはするけれど、最終的な口出しはしていない。
引き続き、私が親としてできることは、今の時間を楽しんでいる息子の集中力の邪魔をしないこと。

その点では元夫は最高のパートナーで彼とCo-parentingできることは幸せである。彼も彼のお母さんも、私が良いお母さんであるといっつも誉めてくれるし、感謝してくれる。感謝しきれないほど幸せだと思う。

大切なのはノウハウでもなく情報通になることでもなく、自分が率先して道を切り開いてあげることでも、勘違いした愛情の押し付けでもないと思う。

今日は学校に代行教員が来たそうなんだけどその教員は授業のあとに息子を呼び寄せて、
こう言ったらしい。

「君って前向きでやる気があっていいね!語力にもびっくりした。Verbal intelligenceは素晴らしいよ。これからも自信をもったらいい。このこと、ご両親にも伝えておいてね♪」

じーん

思えば彼は小学校中学年のときに英語力を指摘され放課後に補習クラスを受けていたこともあったし中学校でも成績はまあまあ。今は高校の進学コースに入っているけれど、それもけっこうギリギリで、中学校の先生のうち一人は推薦状を書いてくれようとしなかった。(別の先生が喜んで書いてくれて助かったけど)

母子でいろいろと悔しい思いもしてきた。でも、それがバネになったことも間違いない。
頑張ったら成績がアップして楽しくなり、やる気スイッチが入った。

あまり小さいときから心配したりジャッジして子供たちの成績や能力に一喜一憂しなくてもいいし、スタートが遅くても大丈夫!今から振り返ると心からそう思う。

それに、勉強ができて大学に行くのだけが幸せな道だと、親として思っているわけでもない。親や世間が価値観を押し付けることもない。自分の能力がなんであれ、それを知っていること、興味を追求できること、精神的な高まりを希望すること。自立心。そうしたことが育ってくれていることがうれしい。

子供を心配しすぎない方がいい。自分や世間の価値観を押し付けず、子供達が自分の心の声を聞いて、それに従うチャンスを与えてあげないと。

。。。とえらそうに書いてしまっているが、子供が楽しそうにしていなかったら、子供をあれこれ変えようとするよりも、まずは親である自分の心のあり方をチェックするべきだと思う。



Parents can only give good advice or put them on the right paths, but the final forming of a person's character lies in their own hands.

親は子供に助言し導くことはできるけれど、
最終的な人生形成は子供自身の手に委ねられているのです。

~アンネ・フランク~


お薦め本



『子供が、愛や喜びや幸福がどんなものであるかを知るには、
自分自身を愛する母親に愛されることが一番だという事が分かるはずだ


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